めっき加工一覧

gold01金めっき

金めっきは、アルカリ性浴、中性浴、酸性浴、亜硫酸浴があり、その用途に応じて様々な種類のめっき浴が選択されています。金は電気伝導性、はんだ付け性、耐食性に優れた特徴を有しており、熱、湿度、酸素といったさまざまな環境下における化学反応に対しても非常に安定しています。そのため装飾品や電子部品などに多く使われています。接点として金めっきを利用する場合には、金めっきそのものの腐食ではなく、下地金属の腐食による表面の汚染や表面の状態の悪化が問題となる事が多く、下地金属にパラジウムのような金と性質の似た金属をめっきしています。また、高耐食性が必要な場合は、後処理として封孔処理を行っています。コネクタや接点部品などの場合には、コバルトを添加して硬さや耐摩耗性を向上した硬質金めっきが用いられ、ボンディング性やはんだ付け性を重視する場合には軟質金めっきが用いられます。

【可能な加工方法】
 ●全面ラックめっき
 ●硬質/軟質バレルめっき


silver01-150x150銀めっき

銀は金属の中でも特に優れた電気伝導性と熱伝導率を有しているだけでなく、反射率、耐酸化性にも優れた特徴を持っています。銀は、はんだ付け性やボンディング性の良さから、リードフレームや各種スイッチ、接点、端子などに用いられています。さらに、潤滑性や焼き付き防止性、シール性にも優れているので、工業分野でも、軸受け、かん合部品、メカニカルシールなどの部品に多く用いられています。しかし、銀は空気中で酸化されやすい性質を持っているので、微量の硫化物によって黒くなりやすい、マイグレーションが起こりやすいという欠点があります。

【可能な加工方法】
 ●全面ラックめっき
 ●硬質/軟質バレルめっき


nickel01-150x150ニッケルめっき

ニッケルめっきは、さまざまな素材と密着性に優れためっきが可能なため下地めっきとして多く利用されています。ニッケルめっきは、防錆性、耐摩耗性の向上や拡散防止等の目的でも利用されています。ニッケルめっきは、各種の下地めっきとして、装飾品から電子部品にいたるまで、幅広い分野で用いられています。現在、最も一般的に用いられているのは、ワットによって開発されたワット浴で、添加剤の種類によって、無光沢、半光沢、光沢浴があります。

【可能な加工方法】
 ●光沢/半光沢/無光沢バレルめっき
 ●光沢/超光沢ラックめっき


rhodium01ロジウムめっき

ロジウムめっきは、硬さと磨耗と変色への耐性に優れているので、宝飾品や全タイプの装飾用として、最も古い歴史を持っています。安定した接触抵抗と高い融点により、電気や電子関連の用途でも広く使われています。
しかし、ロジウムは貴金属の中で最も高価なため、いくつかの例外を除いて、近年では、非常に薄い析出物に使用を制限されており、ニッケルや銀などの白色系金属の上に施される事が多くなっています。

 

用語解説

●ラックめっき‥治具めっき、つるしめっき、たこ掛けめっきとも呼ばれております。めっき槽の渡し棒(ブースバー)に個々固定した製品をつるしめっきする一般的なめっき方法です。電解液の中で製品に電流を流しながらめっきします。この方法は、製品同士が触れることが無い為、キズや変形が起こりにくいめっき法で、傷・打痕、変形を嫌うものや、比較的大型な製品など、バレルめっきでは対応が困難な製品に対して適用します。

●バレルめっき‥ガラめっき、回転めっきとも呼ばれております。小さな孔を沢山開けた合成樹脂製の樽(バレル)の中に製品を入れて、めっき液に浸漬し、樽を回転させながら均一な膜厚でめっきする方法です。一度に大量に処理できるためにラックめっきに比べ生産性に優れることが特徴です。

 

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